2014/02/28

一つ星レストラン「KOKOTXA (ココチャ)」

今回はサンセバスティアンに到着してまず最初に訪れたお店をご紹介します。

ミシュランの一つ星のお店、「KOKOTXA(ココチャ)」です。


どうして最初から一つ星レストランを選んだかと言いますと、クリスマスシーズンのため私たちの旅程ではこの日しかこのレストランが開いていなかったのです。

サンセバスティアンには数多くのミシュランの星付きレストランが点在しており選び放題ですが、こちらはうちに泊りに来てくださったパリ在住の日本人フレンチシェフの一押しなので、迷わず決めました。
白と木を基調としたスタイリッシュ且つ温かみのある店内。



注文前にまず運ばれてきたのがこちら。

芋のフライ&マヨネーズ醤油ソース

少し泡立ったソフトなソースの口当たりとパリッと揚がったフライのバランスが素晴らしい。

醤油は今やガストロノミー界では当たり前の調味料ですが、使い過ぎで風味がきつすぎることがよくあるのですがこのソースは完璧!



アペリティフに満足したところでひとり 50ユーロ (税抜) コースを選びました。

ワインは20ユーロ台から選べます。

自家製ライ麦パンは外はカリカリ、中は柔らかで風味が豊か。
一皿目。オレオ&カフェ

実はこのオレオカフェフェイクなんです。
カフェはチーズと玉ねぎのスープ。写真では見づらいですが二層になっています。



オレオのクッキー部分はオリーブクッキー、クリームはアンチョビクリーム。


見た目に驚いたばかりかその味にも驚きを隠せませんでした。

素材のうまみがどの部分にもぎっしり詰まっています。
フェイク料理はブームですが、おいしいものにはなかなか出会えていなかったので感動しました。


二皿目。車エビの低温焼きと松の実のアホブランコ

「ajoblanco (アホブランコ)」とはアンダルシア地方の名物、アーモンドを主体とした冷静スープです。これはその松の実版。まろやかに溶けたアホ (スペイン語でニンニク) がたまりません。

車エビの低温料理もガストロノミーレストランでよく登場します。鮮度が売りなのでおいしさこの上ありません。

脇役のパスタにはエビの出汁が練り込んであってこれだけでパスタ一人前食べたいほどのうまみが詰まっています。トビコとよく絡んでいました。
トビコはスペインでもトビコと呼ばれています。

アホブランコの上に見えるのは金粉ブラッドオレンジ

すべて面白い組み合わせですが実にバランスが取れていました。

三皿目。温泉玉子、豚肉、キノコのキクイモ添え

上にのっているのはキクイモの結晶。初めていただきました。
玉子の上には炒ったお米が散らしてありおかきみたいで玉子とよく合う。
一番下にはマッシュポテトが敷いてあり、こちらも全体のバランスが素晴らしい一品。

四皿目。スズキとトマトのピューレ、網焼きナスソース

香ばしく焼かれたナスのソースがスズキの新鮮さを引き立たせます。後半は味を変えてトマトのピューレと共に。

五皿目。牛肉とマカダミアソース

なんといっても肉の質が素晴らしい!この時点でもうお腹いっぱいでしたが、この柔らかさと旨みで食欲が止まりません。
マカダミアソースは主張することがなくよく合ってます。
手前のオレンジ色はニンジンソース。

デザート。アーモンドのスポンジケーキ&チャイクリーム&カルダモンアイスクリーム&カホクザンショウのトフィー

スパイス揃いです。
日本でもおなじみのチャイ。カルダモンとはカレーには欠かせないショウガ科のスパイス
カホクザンショウとは四川料理で多用される山椒。

スポンジにはニンジンパウダーが、そしてそれを泡立てた物も添えられています。

デザートなのに体に良いものを食べている感覚で嬉しかったです。

コーヒーを頼んだらおまけがついてくるのが星付きレストランのお楽しみの一つ。
やはりおまけがきました。パンナコッタとアプリコットのゼリー
最後の一口まで本当においしかったです。




コース料理とワインとコーヒー、チップを入れてふたりで150ユーロ



本当にここを選んでよかった、そう思いました。

ここからわずか15キロしか離れていないフランスではこの価格でこのクオリティーの料理はなかなかないのだそう。



最初からクオリティも値段も飛ばしちゃったので、この先楽しめるのかどうかを探りながら美食の旅は続きます。


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KOKOTXA (ココチャ)

住所/ Calle del Campanario, 11, 20003 Donostia-San Sebastián, Guipúzcoa
電話/ 943 42 1904
営業時間/ [ランチ] 13:30 - 15:30  [ディナー] 20:45 - 23:00
休業日/ 毎週日曜・月曜、12/24、12/25、12/31、1/1、その他2月中旬から3月前半にかけて、6月前半、10月後半にバケーションがあります。
URL/ http://restaurantekokotxa.com/
※要予約
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2014/02/26

サンセバスティアンで美食探訪!

Hola!

昨年末に念願のサン・セバスティアンを訪れ、美食巡りをしてきました。


サン・セバスティアン美食の街として有名で、いつか訪れたいな~なんてのんびり考えていたのですが、行ってみてものすごく衝撃を受けました。

何でもっと早く来なかったんだろうと!

本当に気に入ったこの街。
食事でお腹がいっぱいに、そしてまさかのアクシデントに出会い、再会もありの感動続きで、胸もいっぱいになる旅となりました。
これから数回に分けて紹介していきます。



まず今回はサンセバスティアンとは

簡単にご紹介します。


スペイン東北部、バスク地方にある港湾都市で、フランスとの国境まではわずか15キロ。

英語読みではサン・セバスチャンバスク語では「DONOSTIA  (ドノスティア)」と言います。

小さな街なのですが、
ミシュランの星付きレストランがスペインで一番多いのがこの街。
星付きのみならず、この街の魅力はとにかくおいしい店がびっしりと並んでいるところ。
しかも値段もお手頃なのです。

サンセバスティアンは日本のガイドフックにはほんの少ししか紹介されていなかったり、日本からのツアーはほんのわずかしかなく、日本での知名度はまだまだですが、ヨーロッパ各国からはものすごく人気がある観光地です。



駅名はバスク語スペイン語の両方で記載が。
あまり日本語では「ドノスティア」という名で紹介されていませんので現地で「DONOSTIA」と聞いても驚かないでください。
バルセロナから乗り換えなし1本、約5時間半かけて到着しました。



波が高いことでも知られており、サーファーたちもこの街に集まります。


海はあんなに大荒れでしたが河口はこんなにも穏やか。実に美しい街です。


サンセバスティアンのピソ (集合住宅)。バルセロナとはどこか異なるかわいいつくりです。


クリスマスシーズンでしたので、大きな広場は何百体もの宗教人形で埋め尽くされていました。
いいよね~ヨーロッパのクリスマス~、なんてこの広場をのんきに散歩していたら、突然「泥棒!返せ!恥知らず!」なんという罵声が聞こえてきました。

なんと、お賽銭泥棒が目の前にいたのです。

スリや泥棒の多いバルセロナを離れホッとしていたのですが、やはりここはスペイン。気が抜けませんね。



ここサンセバスティアンには二つのビーチがあります。
これはコンチャ湾コンチャビーチから見た旧市街。
旧市街はこんな感じで突き出た半島にあります。



美食ビーチサーフィン、そしてもう一つこの街で有名なのは夜景です。

旧市街から見たコンチャ湾。
食事の事ばかり下調べして夜景の美しさは知らずに訪れたので、これを見た瞬間恋に落ちました。


丘の上のお城が浮いているように見え実に美しかったです。


要塞からの眺めも最高です。



市場もご紹介。



トウモロコシのかわいい縛り方を見て魔女の宅急便を思い出しました。こんなシーンなかったっけ!?


芝生ってこんな風に売ってるんだ!



さすが美食の街。こうしてシイタケも売っています。




これはカリフラワーブロッコリーをかけ合わせた「カリコリー」。最近よく見かけます。日本でも流通しているのかな。


こちらがバルやレストランの集まる旧市街。


どのようにバル巡りしようか予め計画を立てようと下調べをしたのですが、情報が多すぎてさっぱり。
なのでこの街にもう何度も訪れているという東京でスペイン料理を経営されている方、この街に二度訪れ住みたいとまで言っている東京在住のガストロノミー友達にアドバイスをいただき、完璧な計画を立てて訪れたのです。


これから徐々にお店ごとに紹介していきまーす!



2014/02/16

広場でカルソッツ!

バルセロナの冬の醍醐味といえばカルソッツ

このブログでも何度も登場していますが、カルソッツとはバルセロナのあるカタルーニャ州の特産物である太ネギのことです。


先週の日曜日、普段通りに起きてふと窓を開けたらなんと・・・


ピソの下でカルソッツを焼いてる!!!



もうちょっとアップで。

今年も豊作、太いです。奥でブティファラ (ソーセージ) も焼いています。


これは参加しなきゃ!っとすぐ友達を呼びました。


昼食にはまだ早い時間だったのでチケットを前もって購入しておいたのですが、実際に食べに行った際には大勢が集まっていてすでにチケットは完売でした。


カルソッツはこうして外で炭火で焼くのが本来のスタイル。

内中心地のレストランでいただくとやはりで焼くお店が多く、焼き上がりは残念、そして値段はお高いのです。


カルソッツ約10本、ロメスコソース (カルソッツには欠かせないアーモンドベースのソース)、ブティファラ、パン、バナナ、ワインのセットで10ユーロはとってもお得!!
家から大量にお酒を持ってきている人もいました。



カルソッツをきれいに剥くのにはちょっとしたコツが必要です。



こういう時にはこの人、ラウール。
大抵の事を知っており、いつもこうして助けてくれるのです。しかも英語が話せる実に優れ者。



アウロラ&ラウールのフラットメイトでありバルセロナに住み始めてまだ5日目だというフランス人、グエンダルも真剣。


この後皆を我が家に招待してティータイムを楽しみました。あ~幸せ~!




友人アウロラがみんなのためにフォト集を作ってくれました。




2014/02/12

カンプノウのボックス席で観戦!

今日は、先週友人に招待してもらったカンプノウでの観戦記です。

それはなんと、夢のボックス席だったのです!!!




今まで何気なく視界に入っていたのであろう、この入口。実はボックス席の入口だったのです。



すでに仲間が集まっていたので物が多くごちゃごちゃしてましたが、きっと最近リフォームしたのだろうと思わせるすごくきれいな内装でした。
東京で一人暮らししている友人のうちに遊びに来た感覚。そんな大きさでした。



クローゼットの扉を開けるとそこはなんと!!ビール、ワイン、ジュース類がびっしり!!
ご自由にお飲みくださいということでした。


先日のペニャの友人に連れていってもらったVIPバーといい、カンプノウ内でお酒が飲めるところってちゃんとあるんだ!!!
※カンプノウ内の売店で一般販売しているのビールはアルコールゼロです。



ボックス席からの眺め。カウンター越しにビールを飲みながらこの風景。なんとも贅沢です。



こんな風にブラインドカーテンもついていますのでマスコミ対策もできます。


さて、試合開始!
試合が始まると、ガラス部分のすぐ前にある別の出口から出て観戦です。
首を振らなくても全体が見渡せる眺めです。


このように、VIP席は弧を描きながらずらーっと続いています。



試合は対戦相手である Real Sociedad の選手の一人が早い時間に退場になったのにもかかわらず、そしてコパ (国王杯) とはいえベストメンバー揃いのバルサでしたが、パッとしない流れが最後まで続いてしまいました。

それでも結果は 2-0 で勝ちました!
会長が替わったり元スペイン代表監督が亡くなったこと、この前回にリーグで負けてしまい首位から2位へとなったこと等いろいろあった後だったからだと思います。


さて、今日はこの試合の第2
戦目!
勝てば決勝進出でレアルマドリーとのクラシコ対決は間近です!!!