ラベル サグラダファミリア見学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル サグラダファミリア見学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014/12/11

Travel Latte にサグラダファミリアの情報を掲載!

世界をもっと楽しむための生活情報サイト「Travel Latte」サグラダファミリアの歴史について語りました。


サグラダファミリアの歴史や工事の進捗状況を細かに解説する日本語サイトが見つからなかったため、自ら書くことにしました。

これを読めば、着工当時からガウディの死期を経て現在に至るまでの大まかな歴史、3つのファサード (門) や内部の詳細、そして完成予定時期もわかります!



記事は2回に分けて掲載されています。


【前半】 現世の罪を償え…神秘の未完成建築「サグラダファミリア」徹底解説 -前編-

【後半】 完成予定はいつ?スペイン観光スポット「サグラダファミリア」工事進捗レポート -後編-




バルセロナにお出かけになる前に、是非ご一読ください。






2013/10/03

サグラダファミリアの日本人だけの貸切りツアーに参加!

毎日平均して4200人が訪れているというあのサグラダファミリアですが、なんと日本人だけの貸切りツアーが新設されたと聞き早速参加しました!


まずは指定のホテル前に集合。通りを挟んで西側にはこのツアーを主催するHISの店舗がありわかりやすかったです。



バスに乗り込み、この日のスケジュールのほかにバルセロナの歴史や見どころについての説明を受けました。



バスを降りて少し歩くと目の前に現れました!!!
サグラダファミリアはいつ見ても感動を与えてくれます。夜に見ると特にその度合いは強まります。



まずはお土産屋さんでトイレ休憩。
ここにはサグラダファミリアの完成予想の模型もあり、今できている部分だけでも壮大なのにここまで大きくなるのか!っと入場する楽しみが高まってきました。



そしてついにその時間がやってきました!特別ゲートからの入場でした。入場したのは我々日本人だけ。こんな贅沢いいのでしょうか。



まず、一人ずつオーディオが配られました。
録音ガイドなのかと思ったら、ガイドさんの生音声が拾えるオーディオでした。
スイッチをオンにしておけばガイドさんから少し離れた場所にいても声が聞こえるという仕組み。
なるほど、これがあれば対象物を見ることにより一層集中できるということですね。



こちらは「受難のファサード」
ガウディはこのサグラダファミリア全体で石のバイブルを表現しようと計画したそうで、こちら側はキリストの受難を表したファサードです。

最後の晩餐ユダの裏切りキリストの蘇りなどが順に表現されています。

こちらは地元カタルーニャの有名な彫刻家、スビラッチによる無償の作品なんだそう。



さぁ、建物内へ。

静寂に包まれており、柱を支えるために構成された森に見立てた構造は昼間よりもよりリアルに「森」を感じさせてくれました。
昼間はノイズが多く、まるでアミューズメントパークまたは万博のパビリオンにいるかのような錯覚にとらわれるのですが、さすが貸切りツアー、雑音が一切聞こえないので本物の教会にいるという感覚を得て神秘感に包まれました。


昼間にこのショットを撮ったら必ず何十人もが写り込んでしまうのですが、貸切りツアーなのでこのように誰も写りません。まるでカメラマンになった気分です。



こちらは正門である未完の「栄光の門」の内側。
この扉に見える部分は完成イメージを印刷した物でしたが、日本語も書かれていて親近感が湧きました。



振り返りもう一度写真を。あぁ、再びうっとりする瞬間でした。




さぁ、次は「生誕のファサード」へ。

大迫力の彫刻にいつ見ても彫刻が近づいてきて飲み込まれそうな錯覚を覚えるのですが、静寂感によりさらにそれを感じました。



こちらはキリストの生誕を表した、先ほどとは真逆の幸せだけを表したファサードなのかと思いきや・・・実は、生誕にまつわる悲しみも表現されていることを知りました。
ローマ兵の幼児虐殺やそれを恐れたキリストの家族のエジプトへの非難など。
そのあたりをガイドさんは丁寧にわかりやすく説明してくださいました。



こちらの聖歌隊は内戦によりかなり崩れ落ちてしまったのですが、日本が誇る彫刻家、外尾悦郎さんによって見事に蘇りました。
ちなみに彼はバルセロナ、いやスペインで一番有名な日本人と言われています。



何度かライトアップされたサグラダファミリアを見に来たことはあったのですが、やはり離れたところからではなくこうして入場して鑑賞するライトアップ姿はダイナミックでした。



さて、次は地下の博物館へ。
模型に足場が!さすが!


これは模型工房
終業後でしたが、こうして電気がついていたので内部がよく見えました。



これはかの有名な逆さ吊り模型
これはガウディが「コロニアグエル教会」という別の教会を作るために試行錯誤して作った模型。
ガウディはこの模型制作により得た技法やアイデアを多くサグラダファミリアに用いました。
コロニアグエル教会のために10年かけて完成したこの模型ですが、肝心な教会自体は未完成のままなのです。



これは唯一ガウディが残したサグラダファミリアのデッサン

ガウディはこの教会を100年間かけて完成させようと設定したそうです。
そのため、自身が生きているうちに完成しないのだからと設計図は一枚も描かなかったのだそう。ちなみにこのデッサン、かなり荒いと思ったら小さいものを拡大コピーしたもの。

ガウディの没後、後を引き継いだ方々はこれを基に建設を進めているのですね。感動の一枚でした。



こうして大満足な内部見学が終了しました。

「サグラダファミリア イコール 人ごみ」というイメージがありますが、今回はまったくそう感じることなく静かに見学ができたことと、写真を撮っても他の観光客が写りこまないことに満足しました。

サグラダファミリアは現在のところ日本語オーディオガイドはないので、こうして日本語で説明を受けながら一通り見学できたことも有り難かったです。

やはりこういった宗教的なことは簡単ではないので日本語で説明を受けたいものです。



この後、ライトアップ鑑賞に参加しました。

これは写真を逆さに撮ってしまった・・・のではなく、隣の公園にある池に映るサグラダファミリアを写したもの。見事です。



これが本物。実に美しい圧倒的な存在感。
夜景観賞中もガイドさんからの説明があり、サグラダファミリアが完成したら現在世界一高さのある教会として知られているドイツのウルム大聖堂 (161メートル) を超える、高さ170メートルの教会になることを知りました。



最後に別の角度からも写真撮影タイム。新婚さんがたくさんいらっしゃって微笑ましかったです。



こちらはHISからいただいたお土産。
カタルーニャ語で書かれた参加証明書とハガキのセット。いい思い出になりそうです。



とっても贅沢で魅力あふれる一晩でした。

日本人にのみ貸切りのツアーで、我々外国人がスペインでこんなに優越感に浸れて良いの!?と恐縮するほどの特別感で満たされました。
参加して本当に良かったです!!!





2013/03/20

サグラダファミリアの夜景観賞

バルセロナの寒いシーズンの醍醐味、それはライトアップされた夜のサグラダファミリア鑑賞。


いつ見ても圧倒されます。すぐ下にいると飲みこまれそうになる感覚を覚えます。



昼間はものすごい人数の観光客で辺りは溢れ返っていますが、夜は静かなのが嬉しいです。思う存分サグラダファミリアにうっとりすることができます。



そしてその鑑賞をもっと素晴らしくさせてくれる方法があります。

サグラダファミリアの生誕のファサード側(東側)にある池から見る方法です。


教会の東側にある「Plaça de Gaudí (ガウディ広場)」の池に絶景が写ります。




バルセロナではだんだん日が長くなってきており、今月末の3月31日(日曜日)の午前1時からはサマータイムが開始しますので、さらにうんと日が長くなります。

今現在、日が落ちるのは20時頃です。



ちなみに今現在発表されているライトアップ時間は下記の通りです。

1月   18:30-22:00
2月   19:00-23:00
3月   19:30-23:00
4月   21:00-24:00
5月   21:30-24:00
6月   22:00-24:00
7月   22:00-24:00
8月   21:30-24:00
9月   21:00-24:00
10月 20:00-23:00
11月 18:30-22:00
12月 18:00-22:00
※その日の明るさにより若干変更になる場合もあります。また、あくまでも現時点での情報です。


冷たい空気に美しい風景、まだまだ間に合います!





2012/03/12

サグラダ・ファミリア徹底解説!<内観編>

Hola!

春の陽気の続くバルセロナです。今日は半袖半ズボンで散歩する人を何人か見かけました。


今日はサグラダファミリアの内部をご紹介


前回前々回と2つのファサードの紹介をしましたが、これらは入場しなくても見られる部分なので実はこの教会、13ユーロ(2012年現在)という高い入場料を払わなくても楽しめちゃうのです。
すぐお隣は公園なのでベンチに座って眺めたり、碁盤の目の1マスにある建物なのでその一周をぐるっと散歩したり。


でも、中に入るとまた別の感動が。今回はその感動をご紹介します。


入場は「受難のファサード」より。→ 入場口は「生誕側」に変更になりました。(2014年追記)


高い天井に無数に伸びる柱と差し込む光のコントラストが実に美しい!!!


天井はこんな感じ
想像以上に複雑です。どうなってるんだこのデザイン


祭壇部、白を基調とした内部に光り輝くキリストの像が。



外の光はこのように中に注がれます。


祭壇部の地下は礼拝堂となっており、実際にミサが行われています。
ガウディの遺体もそちらに葬られています。
実はこの地下礼拝堂、ミサのためということで信者は無料で入場ができます。
地下にしか行けない別の入口があり、そこからは地下しか訪れることはできませんが。


そして教会の大部分の地下はチケット購入者だけが入れる資料館になっており、ガウディが残した聖堂建築に関係する貴重な模型や資料などの展示が見られます

建築を進める際にガウディはきちんとした設計図は作らず、石膏模型をベースに建築を進めていったそう。

こちらはガウディの未完成作品「Colonia Güell」(コロニアグエル)にある教会の設計に使われた紐とそれに吊るされた砂袋。

この画像、逆さにすると・・・

コロニアグエル教会の完成形に。こうして重心やバランスを考えたのですね。


1882年に工事が始まったサグラダファミリア。14年後にこの形に。


これはその翌年。
左側の部分は今のままです。工事(というかすべての仕事)に時間のかかるここスペインにしてはこの一年でのこの変化とは少し驚きました。
当時の人々から見たらこの建物はどう映ったのであろうか。


そしてここ、ただの資料館ではありませんでした。

作業工房がガラス越しに見れました!

ガウディの死後は主任建築家を2代に渡って務めるボネット親子を始め、ガウディの弟子たちの手で残された言葉や資料を頼りにこれから建築を進めていく部分の石こう模型を再現し、一つ一つ確認しながら地道な作業が進められています。



この地下室、行き止まりまで行ってみると、
こんな感じ。この幕を境に向こう側では音を立てて工事が進んでいました。


さて、帰ろうと友達が地下から出てくるのを待っていたら、地下に向かう何だか風格のある日本人とすれ違いました。
後から関係者の友人に尋ねたら、その方はなんとあの外尾氏だったそうです。
お目にかかれるなんて超ラッキーだよ、との事。


このサグラダ・ファミリア、本当にガウディの没後100年の2026年に完成するのか!?楽しみです。


最後に、訪れる際の注意点がひとつあります。
ここサグラダ・ファミリアには世界各国から毎日多くの観光客が訪れるため、その周りは泥棒の仕事場と化しています。
観光客ではなくこの辺りの住民でさえ被害に遭っています。
私はなるべくこの地下鉄での乗り降り、乗り換えは避けています。
バルセロナでランブラス通り(こちらに詳しい記事あります)と並ぶスリ要注意の場です。




2012/03/10

サグラダ・ファミリア徹底解説!<生誕のファサード編>

前回の記事に続き、今回もサグラダ・ファミリアの密着取材を。
サグラダ・ファミリアの概要は前回の記事にて書きとめましたので、まずはそちらをご覧ください。


今回は3つのファサードのうち最もおなじみの「生誕のファサード」について。

「ファサード」とは、建物の正面デザインのこです。


生誕側は3つのファサードのうち唯一ガウディの生前に完成したものです。
キリスト誕生の喜びを表したもので、幼少期の出来事が表現されています。

ガウディの生前に完成したものの、内戦によりかなりの損傷を受けました。
その修復に携わったうちの一人は日本人、外尾悦郎さんであります。



よく旅行パンフレットやガイドブックに掲載されている側の門です。


前回の記事でご紹介した「受難のファサード」との彫刻の違いがはっきりと分かるかと思います。

中央に、永遠の命を象徴する糸杉に聖霊を表すハトを配した「生命の木」があります。
この巨大な彫刻は、まるで本当に生命を持っているかのような迫力です。
呑みこまれそうで恐いぐらい。


このファサードは3つの門によって構成されております。

中央門には受胎告知、キリストの降誕、祝福をする天使、東方の三博士羊飼いなどが彫られ、また門を構成する柱の土台には変わらないものの象徴としてが彫刻され、門の両脇には変化するものの象徴としてカメレオンが。

左門ではローマ兵による嬰児虐殺、家族のエジプトへの逃避、父ヨセフの大工道具などが。

右門には母マリア、イエスの洗礼、父ヨセフの大工仕事を手伝うイエスなどが彫られています。

聖母マリアに冠を捧げるキリスト。左は聖ヨセフ。


 こちらは外尾氏により修復された天使たちの合唱隊。


 せっかくなので一緒に訪れた学校の仲間と記念撮影を。


いつ見ても言葉に表せないほどの感動を与えてくれるこの門。見てるとちょっと体が震えちゃいます。
人の手でここまでできるんだ!!と、勇気がもらえる光景です。
言うまでもなくこの光景はバルセロナ観光の一番見ものです!!



さて、次回は内観編です。
お楽しみに~!



2012/03/04

サグラダ・ファミリア徹底解説!<概要・受難のファサード編>

バルセロナに到着してから約11ヶ月。
いつかサグラダファミリアを見に行きたいと思っていたのですが、もっとこの聖堂について学んでから訪れようとか、混んでない日を狙って行こうとか、友人が日本から来た時に一緒に入場しようとか・・・そんなことを考えていたらとても遅くなってしまいましたが、ついに機会ができたので行ってきました。


まず・・・
<サグラダ・ファミリアとは>
「聖家族」という意味で、人々の現世での罪を償うためバルセロナの書店主(兼信徒教会の会長)の決意により初代建築家「ビリャール」によるネオ・ゴシック様式で1882年に地下礼拝堂の建設が開始。
翌1883年、意見の対立によりビリャールが辞任。当時31歳だったガウディがあとを引き継ぐ
すでに強い個性を発揮していた彼は当時の設計を自分のプランへと作り替える。
のちに彼は人生のすべてをこの聖堂の建設に捧げる。
彼が73歳で亡くなった後も彼が残した設計図や模型をもとに建設が続けられ、それがあまりに壮大なため完成まで200年はかかると言われていたこともあったが、昨今の入場料金収入の増加によりガウディ没後100年の2026年には工事が完成すると言われている。


そして、
<ガウディとは>
1852年、カタルーニャ州タラゴナ県レウス市に銅器具職人の子として生まれる。
16歳で建築を学ぶためにバルセロナへ。
苦学の末、後のパトロンとなる実業家「グエル」の邸宅の増改築を手がけ、建築家として成功。
1883年にサグラダ・ファミリアの2代目建築家に就任
これを機にキリスト教に関する知識を深め、同時に自身の信仰も深める。
1900年「グエル公園」の建設が開始。
1904年には「バトリョ邸」の改修、「カサ・ミラ」の建設の依頼を受ける。
(いずれも世界遺産となっている「アントニ・ガウディの作品群」の一部)
1914年にグエル公園建設を中断し、サグラダ・ファミリア聖堂の建設に専念することを宣言。
1926年、路面電車に轢かれ73年の生涯を閉じる。



バルセロナのシンボルともなっているこの聖堂は地下鉄の名前にもなっています。

駅から地上に駆け上がり空を見上げるとそこには大きな大きなサグラダファミリア聖堂が!


一般の入場口は長蛇の列ができていましたが、前もって予約して指定の日時に行ったので並ばずに入場できました。


「サグラダ・ファミリア」には3つのファサードがあります。
「ファサード」とは、建物の正面デザインのこと。


1つ目は「栄光のファサード」
聖堂の南側に位置し、3つのうち最も重要で壮麗になると言われているキリストの栄光を表す正面入り口
現在も多くの建築家により建設が進められています。
2012年3月現在は常に幕で覆われており、姿を見ることはできません。


2つ目は「受難のファサード」
西側に位置し、キリストの受難を表した直線的でシンプルな彫刻が並びます。
今回はこれについて詳しく語りたいと思います。


直近2006年に訪れた時にはこちらのファサードはまだ完成していなかったので驚きました。

そして、私がイメージしていた曲線的な「サグラダ・ファミリア」とは異なった彫刻の手法にも驚きました。

門の付近に魔方陣らしきものを発見。
縦、横、斜めのいずれの列についてもその和が「33」
同じ数字が使われているので正確には魔方陣ではありませんが。
その他にも左上の4つの和が「33」、同様に左下、右上、右下も和が「33」、上下端の中央の和が「33」、左右端の中央の和も「33」、4つの角の和が「33」、中央の4つの和も「33」、左上2番目の14からジグザグに6、10、3と足すと「33」、対極的に3番目の14からジグザグに下りても「33」・・・・・・と言った感じで、パターンが無数に存在します。
この「33」はキリストが生きた年です。
33歳の生涯で今現在もこれだけの影響を与え続けているキリストの偉大さに改めて気付きました。
そしてその右側の彫刻はユダの裏切りを表しています。


こちらは「受難のファサード」中央にある、全人類の罪を背負って磔にされたキリストの悲しみを表した彫刻。
キリストの足元の頭蓋骨は死を象徴しています。


入口の扉には福音書が書かれており、重要な文章は金色に塗られています。
そしてこの凹凸もかなり気になりました。
アルファベットに見立てた人間の耳や歯や骨を発見しました。

このように大事な言葉は金色で。


こちら側の「受難のファサード」はカタルーニャ人芸術家の「スビラック」が製作を担当。
最初に完成した皆さんが良くご存じの「生誕のファサード」に比べ、あまりにもシンプルなので違和感を感じましたが、装飾を排することでキリストの悲しみと悲嘆を表現したのだそう。

その「生誕のファサード」につきまして、次回詳しく書きます。



ヨーロッパで人気!日本初上陸のシンプルでおしゃれな腕時計!