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2012/11/22

バルセロナで新酒祭り 2012

今年も新酒の季節がやってきました!

日本も少し前にボージョレ・ヌーボーで盛り上がったと思いますが、こちらバルセロナでも大いに盛り上がりました。

毎年この時期に旧市街にあるとあるワインショップが「FIESTA DEL VINO JOVEN(フィエスタ・デル・ビノ・ホベン)」という名の新酒祭りを開催します。

テスト期間の真っ最中でしたが、これはどうしても外せないイベント。
テスト勉強を抜け出して開催時刻の17時早々から参加しました。

参加費はたったの5ユーロ。現金と引き換えに立派なワイングラスが渡され、あとは試飲し放題。
そしてつまみはほとんど無料なのです。ワイングラスはお土産として持ち帰れます。




今年は白の新酒が目立っていました。珍しいねなんて言っていたら隣のブースも、そしてちょっと隣にもと驚きました。
シャルドネ100%というのもありました。樽熟成を行っていないシャルドネは全然違った味わいを持っていました。

白ヌーボー、日本でもじわじわときているのでしょうか。
新酒ならではの酸の強みが白にとても合っていたと思います。


今回釘づけだったのはバルセロナで一つ星レストラン、パティスリー、そして料理学校をも経営している「HOFMANN (ホフマン)」のおつまみ。

まずはこれ、「ESCUDELLA (エスクデージャ)」というカタルーニャ地方でクリスマスにいただく伝統的な料理です。
あらかじめ茹でて調理された肉団子とソーセージにスープが注がれていくところ。
このスープ、出汁がしっかり効いていてすっごくおいしかったです。スープを注いだ途端に多くの人が匂いを嗅ぎつけて集まってきました。



こちらは ホフマン のチョコレートナッツケーキ。
チョコレートクリームにうまくナッツクリームが絡んでいてかなり濃厚でおいしかった~!



こちらも ホフマン。これはピンクグレープフルーツのゼリーでした。これはけっこう普通。
やはり日本の蒟蒻ゼリーよりおいしいゼリーはなかなかありません。

これらのおつまみや、その他に豆の煮込みや豚肉の煮込み等が無料でした。
食べ物に困っている人の多いバルセロナですが、こういうところに集まって来ないのが不思議。



食べ物に夢中になっていたらあっという間に人が増えていました。ほんの5メートル進むのも大変なぐらい。
去年は3000人集まったそう。今年は去年より混み合っていたような。

前が見えないぐらい人が多かったのですが、何人もの知り合いにバッタリ会いました。
夏期講習で一緒だったアメリカ人のクラスメイトと再会し意気投合し、お互いの友人も交えて一緒に飲みました。
イベントは9時半ごろにワインが無くなったブースから次々に終了していきました。
物足りなかった私たちは数本のボトルを買い、アメリカ人の友人の持っている「ローカル」へ。

すでにワイン20杯ぐらいは飲んでいたし翌日のテストのことが気になっていたのですが、幸い英語の会話試験で、その場には英語の話せるアメリカ人、イギリス人、スペイン人、ギリシャ人、フランス人がいたので会話練習にもなると思いその後も付き合いました。

」とは言わずに「ローカル」と言っていた場所は表向きには美容院の看板があったのですが、シャッターを開けるとそこはまるで家具付きの倉庫。美容院の面影はありません。
知り合いのレストラン2軒に冷蔵庫の置き場を貸しているそうで、大きい冷蔵庫も数台。

飲み始めてすぐに・・・フレッシュなマリファナの入った瓶が登場。
吸っている人を見たことは何度かありましたがフレッシュな状態を見たのは初めて。

目が点になったところで一番まともだと思っていたスペイン人の女の子のカバンからもっと驚きのブツが出てきて酔いも冷めました。「ローカル」の本当の使い道が分かりました。これはまずいとそそくさとおいとましました。

翌日はワインの飲み過ぎでもちろん二日酔い。。テストは簡単だったから結果的には良かったものの、辛い朝でした。。




2012/10/27

ペネデスでCAVA祭り!

Hola!

先日、cavaのメッカ「ペネデス」にてカバ祭りCAVATAST」が開催されたので行ってきました。

ちょうど一年前に友人に「さっきカバ祭りに行ってきたんだ~」と聞いて、何?どこで?まだやってる?って興味津々で聞いたのですがちょうど終わったところで、これに行くのは一年越しの願いだったのです。やっと叶った~!


CAVAのワイナリーが軒並み揃う Sadurni D'anoia (サン・サドゥルニ・ダノイア) 駅に到着。バルセロナのカタルーニャ駅から国鉄で約45分のところにあります。
カタルーニャの公共交通機関はZONA(ゾーン)1から4まであり、それぞれ値段設定があるのすがここはZONA 4。往復で7.20ユーロ。



以前にもお伝えしたことがありますが、この街の歩道の境にはこんなにかわいいCAVAのコルクの形をした物体があるのです。
駅を出てこれを見る度、酒が飲めるぞー!とテンションが上がるのです。


何気なく空を見上げたらお庭から覗く葡萄の房。
バルセロナから1時間も移動していないのにこんな光景が間近で見られるなんて。


さて、駅からゆっくり歩くこと10分、午後1時にイベント会場に到着。

このお祭りはチケット制4枚で6ユーロ、グラス付き
1枚で1杯飲めるカバもあれば、最高では4枚で1杯なんていう高級カバもありました。大半は1枚か2枚で1杯

グラスはこのお祭りオリジナルのもの。泡が美しく見えるタイプのグラスでした。


昼間からCAVAって最高!道はあっという間に地元カタルーニャの人でいっぱいになりました。そういえばバルセロナ市内で他のアジア人を見かけない日は一度たりともないのですが、ここでは一人も見かけませんでした。


タパスも充実していました。こちらもチケット制。

サラミと、右はタパスの盛り合わせ。こってた上に味もおいしかったです。


バルセロナでは滅多に見かけない調理パン!感激しました。


こちらは fideuá (フィデウア)
フィデウアとはカタルーニャ料理のひとつで、ニンニクオイルであえた麺のことです。
主にパエリアのお米の代わりに麺が使われた料理のことを指しますが、これは超シンプル版。ニンニクがしっかり効いていて見た目以上のおいしさでした。


何杯か飲んだ後にお土産コーナーに。今回飲んだ中で一番おいしいと思ったのはこのロゼ。
Castellblanch の Rosado dulce(カタルーニャ語では「Rosat dolç)

甘口のロゼで女性に大人気でした。4.05ユーロという安さにも感激。いつかワイナリーを訪問してみたいものです。


市役所にはこんな飾りが。さすがCAVAの街。
イベント会場にて子供たちはLEGOで遊んでいました。この机と椅子がくっついているセット、素敵。


村の特産物等のブースもたくさんありました。
sabó (カタルーニャ語・スペイン語では jabón) とは石鹸のこと。手作り感がかわいかったです。


こちらはワイヤーで作った置物屋さん。けっこう根気のいることですね。様々なチームのサッカーのエンブレムが素敵でした。


これはCAVA特別展示場にあったフィロキセラくん。
フィロキセラとは1850年代後半に北アメリカからボルドーに研究用として移植された野生ぶどうの樹に付着していた害虫。
北アメリカではこの害虫に耐性があったのですが、耐性のないヨーロッパの固有種の殆どに瞬く間に広がり、19世紀後半に多大な被害を及ぼしました。

この街では毎年秋に「フィロキセラ祭り」が行われています。このフィロキセラくんは着ぐるみのモチーフとなったものです。それにしても気持ち悪い。。。


昔々使っていた圧搾機の展示も。



非常に興味深く楽しいお祭りでした。一年待った甲斐があった!





2012/03/26

バルセロナのワインの一大イベント「La musica del vi」

Hola!

先週から続いた英語の試験がようやく今日終わりました。
最終日の今日はペアを組んで会話のテスト。
大切なのは自信を持つこと、そして前日の程よい睡眠時間だと思いました。


やっと解放された~!というのと同時に、今日はワインの盛大イベントがあったのでとても幸せ気分で満たされました。
試験を終えその足で会場に行ってきました。


イベントの名前は「La musica del vi(ラ・ムシカ・デル・ビ)」
これはカタルーニャ語。ワインの楽曲、またはワインの楽団と訳せます。


私がワインの美術館と呼んでいる、世界中のワインが揃ったお店「Vila Viniteca」(ビラ・ビニテカ)が主催のイベントです。
スペインに来て感心したのは、スペインのワインショップやスーパーはスペインワインが棚の9割ほどを占めていること。
ここはスペインなのでもちろんという意見もあるでしょうが、お隣のワインのメッカフランスのワインを扱う比率が驚くほどに少ないです。
中にはフランスワインを扱っていないお店も。
しかし、このビラ・ビニテカにはフランスはもちろん、世界のワインが揃っています。


このイベントは、ビラ・ビニテカが取り扱っている150ほどのメーカーのワインを、取引のあるレストランやバルのオーナーやソムリエを招待して試飲してもらうというもの。



会場はこんなに立派な建物。

入口付近で普段バルセロナではあまり見ないスーツ姿の人を見かけたり、わりと身なりを整えた人が多く目に付き会場がここだとすぐにわかりました。

関係者のためのイベントですが、一般の人も入場することができます。
入場料はなんと150ユーロ。
そんな価値のあるチケットですが、今回はソムリエの友人伝いに招待していただけました。
感謝です。
予め名前とIDナンバーを伝えておいたので、到着したらこんな嬉しいネームプレートが用意されていました。

そして手渡されたのがこのノート。
今日のためのメモ帳で、各ブースにこのノートのページ番号が書いてあり、そこをめくるとそのメーカーのインフォメーションが載っており、そこに自由に書き込めるという素晴らしいノートです。


中は歩きにくいぐらい大勢のワイン関係者で賑わっていました。
ここ1階は、世界のワインのブース。1本400ユーロもするワインもいただけました。
2階はスペインだけのワインが揃っていました。

日本でワインの仕事をしていた時にバイオーダーという形で扱ったことのある「TRASLANZAS(トラスランサス)」を見て感激!これ、大好きなんです。スペインに来てから初めて出会えました。
これを飲んだら当時の感覚がスッと蘇りました。当時どんな状況にあったとか、考えていたことまでも。香りや味の記憶は実に面白いものだと改めて感じました。
右はTorello社と洋服ブランドCUSTOとの共同作品のCAVA。
試しましたが・・・こんなひどい味のCAVAは珍しいかも。。

あとはリオハのワインメーカーがたくさん来ていて同じ地域、同じブドウ品種で作られたものでもこんなに違いがあるのか!と驚きの連続でした。
これは中庭の様子。ここにはポートワインなどの酒精強化ワインやグラッパなどが揃っていました。

 化学の実験中のようなコーヒーコーナーも。

3階はチーズコーナー。数えきれない種類のチーズが並んでいました。
ここに置いてあったパンも普段街のパン屋さんではめったに食べられない味でした。

10時から始まったこのイベント、14時頃に入場して19時頃までいました。
20時に終了して場所を移動して23時半からのディスコの入場&ワインとCAVAの飲み放題というインビテーション付きでしたが、試飲しすぎて疲れちゃったので大人しく家で過ごすことにしました。

 これがその夜の部の招待状。


スペインワイン、カタルーニャワインの可能性や、やっぱりCAVAじゃなくてシャンパンが評価されている理由や、知らないブドウ品種を知ったり最近飲んでなかったブドウ品種のおさらいなど、とても勉強になる機会でした。


今日のこのイベントの存在は随分前から知っていて行きたい気持ちでいっぱいでしたので、招待していただけて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

まだまだ言葉の問題があり自分だけでいっぱいいっぱいの日々ですが、こういったご厚意をちゃんと人に返していきたいと思います。



2011/11/23

バルセロナで新酒祭り 2011

Hola !

昨日、バルセロナ市内でFIESTA DEL VINO JOVENと言う名の新酒祭りがありましたのでその様子をお伝えします。

場所は旧市街。バルセロナのワインショップと言えばここ!と言ってもいいぐらいのワインの美術館のようなショップ「Vila Viniteca」(ビラ・ビニテカ)が主催のイベントです。

スペインの新酒の解禁日は毎年11月11日
毎年この日の少し後に行われているお祭りだそうです。


わずが全長120メートルほどの狭い道にカタルーニャ地方の様々なワイナリーやスペインで一番有名なリオハ地方のワイナリーまでもが新酒を、そして近所のバルがタパス(つまみ)の出店をしており、賑わいを見せていました。



17時からのイベント。18時ごろ着いたのですがすでに通りは大混雑!


ワイン仲間と合流。さぁ、飲むぞー!!!



何だか懐かしい香りに誘われてたどり着いたのがココ。
イワシの丸焼き!なるほど、日本っぽい匂いだ!!
イワシ一匹なんと1ユーロ!

こちらはスペインワイン界のスーパースターともいえる人物「ベンハミン・ロメオ氏。
彼の造るワイン「コンタドール」は世界で最も有名なワイン評論家 ロバート・パーカー氏によって評価されるパーカーポイントでなんと異例の100点満点を取りました!

彼は100点を取りロバートパーカー氏にアメリカに招待された際、「畑仕事があるから無理だ。」と断ったのだとか。
地位や名誉ではない、ただひたすらワイン造りが好きな醸造家さんです。

その超スーパースター(この場でも大人気)に流暢なスペイン語で話しかけ、そして話し込む友人の姿勢はカッコよかった。


パーカーポイント100点満点「コンタドール」の兄弟といえる、新酒の「ア・ミ・マネラ」

「ア・ミ・マネラ」とは「私の仕法」という意味。
ベンハミンならではの仕法で作られているためこう命名されています。テンプラニーリョ100%
酸味が軽やかで甘みも感じられ、バランスがよい。


人ごみがピーク!なかなか前に進めません。



こちらはイベントの主催者「Vila Viniteca」の店内。
1932年創業
手ごろなものからビンテージものまで3000種類以上のワインが並んでいます。
原産地呼称のあるスペインワインはすべて揃っています。


こちらはVila Vinitecaが無料で提供するチーズコーナー。
そう、Vila Vinitecaはすぐ隣にチーズ・ハム専門店も所有しているのです。
あまりの人気さに切ってはなくなり、切ってはなくなり・・・スペイン人の手は素早かったです。


こちらがその店内
いい香りが漂っていました。この写真はほんの一部。かなりこだわったラインナップでした。

中でも驚いたのはこの右の写真のプライスカード、よく見ると「WAGYU」と書いてあります。そう、和牛のハム
ちょっと高いのですが、いつか食べてみたい。


去年の新酒と今年の両方を持ってきていたバルセロナのワイナリー「vino,amor y fantasia「Más AMOR」。ロゼです。

写真左側の濁っている方がまだろ過していない今年の、右側が去年のです。

ロゼを飲む機会は日本ではあまりなかったので、スペインに来てもっと好きになりました。
香り、酸味と甘みのバランス共にかなり良かったです。
2010年ヴィンテージも新酒なのになかなか良く持ちこたえていました。


12~13杯飲んだと思います。
陽気な周りのスペイン人たちに交ざり、私たちもかなりテンション高くなりました。


ワインがなくなり次第、イベントは終了。まだ20時過ぎだったと思います。
スペインの新酒よ、ありがとう。またひとつ勉強になりました。



友人に、出会いに、ワインに・・・すべてに感謝です。